教員の服装選びって難しいですよね。
10年間教員をしていた私も、スーツ以外では、どんな服を選べばよいのか悩むことがありました。
経験してみて気がついた、教員の服装えらびで大切にすべきポイントを4つを紹介します。
教育活動のさまたげにならず、生徒や保護者からも指摘を受けない、服装選びの基準が手に入ります。
生徒を守れる服装
これは、いざというときに大胆に動ける服装のこと。
緊急事態が発生したとイメージしてみてください。
地震や火災の発生、不審者の侵入などに直面したとします。
このとき、
生徒のもとへ走れますか?
障害物を乗り越えられますか?
不審者に立ち向かえますか?
そうした観点から、私は、ヒール・スカートをはくのをやめました。
服装のせいで、取り返しのつかないことになったら、後悔しか残りません。
教員は、生徒の身を守ることが最優先です。
ポイント1:「動きやすい服装」を選ぶ
集中の妨げにならない服装
教員の服装がシンプルで清潔感があると、生徒の集中力はあまり邪魔されないでしょう。しかし、目を引く格好をしていたら気が散る要因になります。
というのも、人は目に入るのも、動くもの(=教室では教員)に気を取られるからです。その教員が派手な格好をしていたら、そちらに目が行ってしまします。
あなたも生徒だった頃、先生の話より、先生の姿や身につけているものに気を取られていたとう経験ありませんか?
「派手な服装だな〜w」
「あの指輪高いのかな?」
「シャツ、シワシワやん‥」
など。
そして気がつくと、問題の解説終わってる〜!と(これは、私の集中力が低かったせいもあるかもしれません!)。
でも年頃の生徒にとっては、人の身なりは興味を引くものの一つ。
関心を持たせる格好は、教育活動にふさわしくありません。
光を放つアクセサリーも要注意です。
きらきら・チラチラするものは、生徒によってはかなり気が散るものです。
服のシワやヨレ・汚れも気をつけてくださいね。
ポイント2:生徒にとって「気にならない服装」を選ぶ
裏方を意識した服装
学校の中で教員は、裏方・脇役である!という意識をもって服装を選びましょう。
教員が目立つのは望ましくありません。
主役はいつも生徒です。生徒を中心に物事が進んでいきます。
教員は舞台裏を支える役割。
服装も控えめなものが理想的です。
華美でない服装は、生徒との関係性も作りやすくなります。
ポイント3:「主張しすぎない服装」を選ぶ
先生のモチベーションがあがる服装
最後に、自分らしいスタイルの服装を選ぶことも大切にしてください。
自分の好みの身なりをしている方が、前向きになれ、仕事に身が入るからです。
逆に、着たくもない服装を選び、後ろ向きな気分になってしまっては、生徒の前でもテンションが下がってしまいます。
これまでにお話しした
- 身動きの取りやすい服装
- 生徒の集中力をそがない服装
- 裏方の意識で選ぶ服装
を満たしつつ、自分らしさを楽しめる服装を選ぶことで、いきいきと仕事に取り組めるはず。
「髪をそめる」「マニキュアをぬる」ことも、華美でなく清潔感があれば問題ないです。
「アクセサリー」はマットでシンプルなデザインであれば、さりげなくつけることができます。
好きな装いも取り入れて、パフォーマンスを上げて仕事に励みましょう。
ポイント4:「自分の気分が上がる服装」を取り入れる
まとめ
以上、”教員の服装選び”4つのポイントをお伝えしました。
- 緊急時に、大胆に身動きがとれる服装。
- 授業中、生徒の気が散らない服装。
- 教員が主人公にならない服装。
- 自分の好きな服装。
の4つを基準に選んでみてください。
手持ちの服はあてはまるでしょうか。
さて、明日は何着てく?
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